中学英語・中1・複数形・3人称単数現在形・代名詞・No.16

人称代名詞(〜は・〜の・〜を・〜のもの)

動画で学ぶ

動画は準備中です

動画は準備中です。

解説

She is in the music club. の She と、This is her umbrella. の her は、どちらも同じ女の子を指しています。同じ人なのに、文の中のどこに置くかで形が変わるんですね。形の一覧と、どの形をどこで使うのかを、例文で順に確かめていきます。

はじめに 人称代名詞は役目で形が変わる

人称代名詞は、I や you や he のように、人やものを指す言葉です。同じ人を指していても、文の中での役目によって形が変わります。

まずは、ユズという女の子についての4つの文を見てください。

  • She is in the music club. (彼女は音楽部に入っています。)
  • This is her umbrella. (これは彼女のかさです。)
  • I often help her. (私はよく彼女を手伝います。)
  • This umbrella is hers. (このかさは彼女のものです。)

4つとも同じユズの話ですが、she、her、her、hers と形が変わっています。この形の変わり方と、どの形をどこで使うかが、この単元のテーマです。

1形をまとめた表 「〜は・〜の・〜を・〜のもの」を横に覚える

今日見ていくのは、「〜は」「〜の」「〜を」「〜のもの」の4つの形です。この並び順のまま、表にして覚えます。

〜は

〜の

〜を

〜のもの

私

I

my

me

mine

あなた(あなたたち)

you

your

you

yours

彼

he

his

him

his

彼女

she

her

her

hers

それ

it

its

it

(今日は使わないので空らん)

私たち

we

our

us

ours

彼ら・彼女ら・それら

they

their

them

theirs

まずは1行目の I、my、me、mine を、横に4つまとめて声に出してみてください。ほかの行も同じように、左から順に言えるようにしておくと、テストで形を選ぶときに迷いません。

表の中には、同じ形が2回出てくる行があります。

  • あなたの行は、「あなたは」も「あなたを」も同じ you です。
  • 彼の行は、「彼の」も「彼のもの」も同じ his です。
  • 彼女の行は、「彼女の」も「彼女を」も同じ her です。

彼の行は「〜の」と「〜のもの」が同じ his、彼女の行は「〜の」と「〜を」が同じ herです。同じ形が出てくる場所が、彼と彼女でずれているところに気をつけてください。

それの行の4つ目は、今日は使わないので空らんにしておきます。they は、2人以上・2つ以上の人やものを指す言葉です。

4列目の「〜のもの」を縦に見ると、この表では mine のほかは yours、his、hers、ours、theirs と、最後が s で終わっています。

2〜は と 〜を 主語には「〜は」の形、動詞・前置詞のすぐ後ろには「〜を」の形

ふつうの文で最初に来る「〜は」「〜が」のところを主語といいます。主語には、「〜は」の形を使います。

一方、know や like のような動詞のすぐ後ろに、代名詞を1語で置くときは、「〜を」の形を使います。この「〜を」の形を目的格といいます。

  • I know him well. (私は彼をよく知っています。)

know(知っている)という動詞のすぐ後ろなので、he ではなく him です。know や like のような動詞のすぐ後ろには、目的格を使います。

気をつけたいのは、日本語で「が」がつく文です。

  • We all like her. (私たちはみんな、彼女が好きです。)

日本語では「彼女が」ですが、英語では like という動詞のすぐ後ろなので her になります。日本語の「が」につられて、she にしないようにしてください。

目的格は、「〜を」だけでなく「〜に」の意味になることもあります。

  • Please call me tonight. (今夜、私に電話してください。)

もう1つ大事なのが、with や for のような言葉です。これを前置詞といいます。前置詞のすぐ後ろに代名詞を1語で置くときも、目的格を使います。

  • Can you come with me? (私といっしょに来てくれますか。)
  • This cake is for them. (このケーキは彼らのためです。)

with の後ろだから me、for の後ろだから them です。主語は「〜は」の形、know や like のような動詞や、前置詞のすぐ後ろは「〜を」の形と、置く場所で形が決まります。

3〜の と 〜のもの 「〜の」の後ろには名詞、「〜のもの」は1語でまとまる

「〜の」の形と「〜のもの」の形も、まちがえやすいところです。次の2つの文をくらべてください。

  • This is my notebook. (これは私のノートです。)
  • This notebook is mine. (このノートは私のものです。)

言っていることはほとんど同じですが、上の文の my の後ろには notebook という名詞が来ています。この「〜の」の形を所有格といいます。所有格は、後ろに必ず名詞がくっつきます。

下の文の mine は、my notebook(私のノート)という2語を、1語にまとめた形です。mine のような「〜のもの」の形の後ろには、名詞を置きません。

彼の行の his は、「彼の」と「彼のもの」が同じ形でした。どちらの意味かは、後ろに名詞があるかどうかで見分けます。

  • This is his cap. (これは彼の帽子です。)
  • That cap is his. (あの帽子は彼のものです。)

上の文は後ろに cap があるので「彼の」、下の文は後ろに名詞がないので「彼のもの」です。

最後に its です。

  • Look at that bird. (あの鳥を見て。)
  • Its wings are blue. (その羽は青いです。)

この its は「それの」という意味で、つづりは i・t・s です。アポストロフィはついていません。アポストロフィがつく it's は、it is を短くした形で、its とは別の言葉です。

まとめ 置く場所と、後ろに名詞があるかで形を選ぶ

人称代名詞は、表で形を覚えてから、文の中で置く場所を見て形を選びます。

表で4つの形を覚える → 主語なら「〜は」の形 → 動詞(know・like など)・前置詞のすぐ後ろなら「〜を」の形(目的格) → 後ろに名詞が来るなら「〜の」の形(所有格) → 1語でまとめるなら「〜のもの」の形 → its(それの)と it's(it is)は別の言葉

テストでよくある間違いは、動詞(know・like など)や前置詞の後ろに「〜は」の形を入れてしまうことです。代名詞を書く前に、そこが文のどこなのかを見るくせをつけておきましょう。

形の選び方のまとめ

置く場所

使う形

例

ふつうの文の主語

〜は

She is in the music club.

動詞(know・like など)のすぐ後ろ

〜を(目的格)

I know him well./We all like her./Please call me tonight.

前置詞(with・for など)のすぐ後ろ

〜を(目的格)

Can you come with me?/This cake is for them.

名詞の前

〜の(所有格)

This is my notebook./This is his cap.

1語で「〜のもの」を表す(後ろに名詞なし)

〜のもの

This notebook is mine./That cap is his.

用語のまとめ

用語

種類

意味

人称代名詞

文法の用語

I・you・he のように、人やものを指す言葉。文の中での役目で形が変わる

主語

文法の用語

ふつうの文で最初に来る「〜は」「〜が」のところ

目的格

文法の用語

「〜を」の形。know や like のような動詞や、前置詞のすぐ後ろに置く。「〜に」の意味になることもある

所有格

文法の用語

「〜の」の形。後ろに必ず名詞がくっつく

前置詞

文法の用語

with や for のような言葉。すぐ後ろの代名詞は目的格

mine

語形

「私のもの」。my と名詞の2語を1語にまとめた形で、後ろに名詞を置かない

him

語形

he の「〜を」の形(彼を)

them

語形

they の「〜を」の形(彼らを・彼女らを・それらを)

its

語形

it の「〜の」の形(それの)。アポストロフィはつかない

it's

語形

it is を短くした形。its とは別の言葉

よくある間違い

動詞のすぐ後ろに「〜は」の形は置きません。 know の後ろなので him です。

  • × I know he well.
  • ○ I know him well.

日本語の「が」につられないようにします。 「彼女が好き」でも、like の後ろなので her です。

  • × We all like she.
  • ○ We all like her.

前置詞のすぐ後ろも「〜を」の形です。 「〜は」の形も、名詞をつけない「〜の」の形も入りません。

  • × Can you come with I?
  • ○ Can you come with me?
  • × This cake is for their.
  • ○ This cake is for them.

mine の後ろに名詞はつけません。 名詞をつけるなら my です。

  • × This is mine notebook.
  • ○ This is my notebook.

「それの」は its です。 it's は it is の短い形なので、「それの」の意味では使いません。

  • × It's wings are blue.
  • ○ Its wings are blue.

プリントと動画で確認しよう

このテーマの単語テストと問題集は、下のボタンからダウンロードできます。どちらも答えと解説がついています。

I・my・me・mine の表と使い分けを例文といっしょにもう一度確かめたいときは、アニメーション編の動画を見てください。

重要語句 人称代名詞、所有格、目的格、mine、主格

プリント(PDF)

ショート動画

ショート動画は準備中です。

「複数形・3人称単数現在形・代名詞」のテーマ一覧にもどる