解説
お父さんが朝ごはんについてよく言うことを英語で伝えるなら、My father often tells me that breakfast is important. と言えます。tells のあとに人の me を置き、そのあとに that で始まる文を続けた形です。tell や show のあとに人と that の文を置く形と、that のかわりに what や where で始まる部分を置く形を、例文で確かめていきます。
はじめに 人とものの並び方、that と主語
まず、前に習った形を思い出しておきます。
- My brother showed me his new bike. (兄は、わたしに新しい自転車を見せてくれました。)
showed のあとに、まず人の me、そのあとに、ものの his new bike が来ています。人が先で、ものがあとという並び方でした。今日の形は、この「もの」のところに、that で始まる文が入ります。
that は、前に習った「〜ということ」のまとまりを作るつなぎの言葉です。今日の文では、that のあとに、主語と動詞のある文が続きます。
主語は、ふつうの文で最初に来る「〜は」「〜が」にあたる言葉でした。今日の文では、文の最初にある my father や I とは別に、that から後ろの部分にも主語があります。
1tell のあとの、人と that の順番 人が先で、that の文があと
- My father often tells me that breakfast is important. (父はよく、朝ごはんは大切だとわたしに言います。)
tell は、「人に言う」「人に知らせる」という意味の言葉です。tell のあとに、だれに言うのかを表す人を置いて、そのあとに that の文を置きます。人が先で、that の文があとです。
この文では、that のあとの部分で breakfast が主語、is が動詞です。
人のところで「わたしに」と言うときは、I ではなく、前に習った me の形にします。ほかの人も同じように形を変えます。
- I → me
- we → us
- he → him
- she → her
- they → them
tell の文は、ふつう、me や us のような人を入れます。tells のすぐあとに that を続けるのは、人を入れ忘れた形です。
人のあとに that の文を続けるなら、say ではなく tell を使います。says のあとに me を置く形は、よくある間違いです。
tell の文の that は、省くこともあります。
- My father often tells me breakfast is important. (父はよく、朝ごはんは大切だとわたしに言います。)
that がなくても、和訳は同じです。
2show のあとに that の文を置く形 「〜ということを人に示す」
- I'll show you that I can cook. (わたしが料理できるということを、あなたに見せてあげます。)
show のあとに人の you、そのあとに that の文が来ています。並び方は tell の文と同じです。
はじめに見た兄の文で見せたのは、自転車という「もの」でした。今度の文で見せるのは、「料理ができる」という「こと」です。show のあとに人と that の文を置くと、「〜ということを人に示す」という意味になります。
that のあとの部分にも、主語の I と、can、動詞の cook があります。「もの」を見せるのか、「こと」を示すのかは、show のあとの人の次に何が来ているかで見分けます。
3what や where で始まる部分を置く形 主語、should・can の順
that のかわりに、what や where で始まる部分も置けます。what や where のような、たずねる言葉を疑問詞といいました。まずは、もとの疑問文です。
- What should I read? (わたしは何を読めばいいですか。)
この疑問文では、疑問詞 what のあとに should、そのあとに I が来ています。これを Please tell me のあとに入れると、次のようになります。
- Please tell me what I should read. (何を読めばいいか、わたしに教えてください。)
口で教えてもらうときも tell を使うので、Please tell me ~. は「わたしに教えてください」になります。what のあとが I、should の順になりました。what のあとの部分では、I が主語です。
語順は、言葉の並ぶ順番のことです。今日の文では、what や where のあとの語順を、主語、should や can の順にします。
- Can you tell me where I can buy a ticket? (どこで切符を買えるか、わたしに教えてくれますか。)
where のあとも、I、can の順です。文全体が Can you で始まる疑問文なので、最後はクエスチョンマークになります。
まとめ tell や show を見たら、そのあとの人と並び方を確かめる
tell や show のあとに人を置き、そのあとに that の文や、what・where で始まる部分を置く形を見てきました。英文を読むときは、次の順で考えます。
tell や show を見つける → そのあとに人(me・us など)があるか確かめる(tell の文は、ふつう人を入れる) → that の文なら、tell は「人に〜と言う」、show は「〜ということを人に示す」 → what や where で始まる部分なら、今日の文では主語、should や can の順
よくある間違いは、tell のあとの人を忘れることと、疑問文の語順のまま入れてしまうことです。tell の文の that は、省くこともあります。
今日の形のまとめ
形(今日の例文) | 例文 | 並び方 |
|---|---|---|
show+人+もの(前に習った形) | My brother showed me his new bike. | 人(me)が先、もの(his new bike)があと |
tell+人+that の文 | My father often tells me that breakfast is important. | 人(me)が先、that の文があと |
tell+人+文(that を省いた形) | My father often tells me breakfast is important. | tell の文の that は、省くこともある |
show+人+that の文 | I'll show you that I can cook. | 人(you)が先、that の文があと。「〜ということを人に示す」 |
tell+人+what で始まる部分 | Please tell me what I should read. | what のあとは主語 I、should の順 |
tell+人+where で始まる部分 | Can you tell me where I can buy a ticket? | where のあとは主語 I、can の順 |
用語のまとめ
用語 | 種類 | 意味 |
|---|---|---|
tell | 動詞 | 「人に言う」「人に知らせる」。今日の形では、tell のあとに人、そのあとに that の文を置く。Please tell me ~. は「わたしに教えてください」 |
show | 動詞 | 人+もののときは「人にものを見せる」。人+that の文のときは「〜ということを人に示す」 |
that | つなぎの言葉 | 「〜ということ」のまとまりを作るつなぎの言葉。今日の文では、that のあとに主語と動詞のある文が続く |
人 | 今日の形の言い方 | tell や show のあとに置く、だれに言うのか、だれに示すのかを表す言葉(me・us・you など) |
主語 | 文法の用語 | ふつうの文で最初に来る「〜は」「〜が」にあたる言葉。今日の文では、that や what から後ろの部分の主語(breakfast・I など)にも注目する |
動詞 | 文法の用語 | is・cook・read など。that から後ろの部分にも動詞がある |
疑問詞 | 文法の用語 | what・where など、たずねる言葉 |
疑問文 | 文法の用語 | たずねる文。What should I read? のような、もとの疑問文 |
語順 | 文法の用語 | 言葉の並ぶ順番 |
よくある間違い
tell の文は、ふつう、tell のあとに人を入れます。 tells のすぐあとに that を続けず、人の me を入れます。
- × My father often tells that breakfast is important.
- ○ My father often tells me that breakfast is important.
人のあとに that の文を続けるなら、say ではなく tell を使います。 says のあとに me を置かず、tells にします。
- × My father often says me that breakfast is important.
- ○ My father often tells me that breakfast is important.
今日の文では、what のあとに should を先に置きません。 もとの疑問文の語順のまま入れず、主語 I のあとに should を置きます。
- × Please tell me what should I read.
- ○ Please tell me what I should read.
プリントと動画で確認しよう
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tell や show のあとの人と、that の文や what・where の部分の並び方を例文といっしょにもう一度確かめたいときは、アニメーション編の動画を見てください。
重要語句 tell、show、SVOO、that節、what節